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「リンナイ(株)製開放式小型湯沸器による一酸化炭素中毒事故」の報道について

2011.10.11

2007年2月7日、神奈川県において、リンナイ(株)製の開放式小型湯沸器(不完全燃焼防止機能付)による死亡事故が発生しました。
当該事故は、一酸化炭素中毒によるものとみられています。
過去の事故事例を調査したところ、リンナイ(株)製の同機種及び類似機種(下記対象機器)で過去に4件の死亡または負傷事故が発生していることが確認されました。

現在、当該事故の原因について調査中ですが、開放式小型湯沸器をお使いのお客さまにおかれましては、下記の〔開放式小型湯沸器に関する使用上の注意事項〕について、特にご注意いただき、安心してご使用いただきますようお願い申し上げます。
また、当社が把握している当該機器ご使用のお客さまには、別途ご案内し、点検をさせていただいておりますが、その他のお客さまで当該機器をご使用されている方や、開放式小型湯沸器をお使いの方についても点検をご希望される方は、上野ガスまたは供給元のガス販売店までご連絡くださいますようお願いいたします。

対象機器 型式
開放式小型湯沸器
(製造期間:平成3年7月〜平成6年3月)
(製造期間:平成6年5月〜平成9年1月)
RUS-5RX
RUS-51BT

開放式小型湯沸器に関する使用上の注意事項

  • ご使用中は必ず換気(換気扇を回す、窓を開ける等)をしてください。
  • 「ご使用中にいやなにおいがする」「使用中にたびたび火が消える」などの現象がある場合は、不完全燃焼を起こしている可能性がありますので、ご使用をすぐに中止し、弊社までご連絡ください。
  • ガス瞬間小型湯沸器は、短時間手元でお湯をこまめにお使いになる場合に適した器具です。風呂、洗濯機等への給湯、シャワーには使用しないで下さい。不完全燃焼を起こす可能性があります。

ガスには新鮮な空気が必要です。換気が不十分な状態でガスが燃焼すると不完全燃焼となり、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。一酸化炭素は無色・無臭でとても気づきにくく、頭痛・吐き気をもよおした場合注意が必要で、重くなると手足がしびれたり死に至ることもあります。室内で燃焼器具をご使用の場合は、特に換気にご注意いただきますようお願いいたします。

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